プロパンガスの料金について

高いプロパンガス代を節約するにはお風呂の給湯温度と追い焚きだ

こんにちは、GASUMOです。

今回は、ガス代の節約に関するエントリーです。

悩んでいる人
毎月のガス料金が高くて困っています。

上手に節約する方法はないでしょうか?

こんな疑問を解決します。

 

 

ガス代が高くなってしまうシンプルな理由

ガス代が高くてお困りの人、たくさんいらっしゃいます。

だれだって無駄なお金は払いたくないですし、できるなら少しでもガス料金を安くしたい、ちょっとでも光熱費、削減したいですよね。

 

これまで『GASUMO』でも何度となく扱っているテーマですけれども、もう一度、おさらいをしておきましょう。

まず、原理原則と言いますか、根本的な質問をします。

・なぜガス代は高くなると思いますか?

 

ちょっと考えてみてください。

 

なんやようわからんけど、毎月とにかくガス料金が高い、ってことはないわけで、物事には『理由』というのが存在します。

シンプルに見ていくと、ガス代が高くなる原因として思い当たること、ありますよね?

 

 

使い過ぎ(8割はお風呂)

・ガスを使いすぎている(使用量が多い)

そうです。

まず、真っ先に思いつくと思うのですが、ガス代が高くなってしまった要因のひとつは、『使いすぎ』、これです。

下のグラフを見てみてください。

 

プロパンガスの平均使用量(人数別)

出典:石油情報センター「平成18年度プロパンガス消費実態調査」

 

少し古いデータにはなりますが、経済産業省・資源エネルギー庁 石油情報センターという機関による「プロパンガス消費実態調査」の結果です。

あくまでも家庭用プロパンガスの人数別(世帯あたり)の「平均使用量」なので、当然ご家庭ごとに多い少ないあると思いますが、

日本の公的な機関が調査してまとめた資料ですから、それなりの信頼度はあると思っていいでしょう。

 

世帯人数4人以上で、だいたい使用量が横ばい(12m3前後)になる、というのが興味深いですが、

ともかくどうでしょうか、ガスの使用量。あなたのお宅と比べて。

意外と少ないと感じたのではないでしょうか?

 

プロパンガスセンターでも、これまでたくさんのお問い合わせをいただいてきましたが、月々のLPガスの使用量を伺うと、20m3です、30m3です、ってお宅、結構あります。

つまり、まずもってのところで、『ガスを使いすぎの可能性が高い』ということです。

 

使用量を減らす(ガス代節約に裏技なし)

もうね、原因のひとつはシンプルにここなんですね。

風呂に入るにしても、なにか湯船にお湯を張らずにシャワーですませたらガス代が安くなるみたいな都市伝説(思い込み)がありますが、

シャワーだって10分も20分も流しっぱにしてたら相当ガス使います。

当然ガス代、めちゃ高くなります。

関連ページ毎日シャワーにしたらプロパンガス料金を節約できるのか?

 

ある知人のお宅で、お子さんが風呂場でYoutubeか何かを見てると。シャワー出しっぱなしで。

で、なんなら鼻歌でも歌いながら30分くらい出てこない。

ガス代は毎月3万くらいかかってると泣き笑いしてましたけれども、典型的なパターンのひとつですね。

 

浴槽にたっぷりお湯を張って、それを使って身体を洗ったり、温まったりした方が、よっぽど経済的というものです。

 

ということで解決策は、

ガスの使い過ぎ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
お湯を沸かす量をいかに減らすか

ここ一択ということになります。

 

追い炊き・給湯温度・節水シャワーヘッド

ちなみにキッチンは見なくていいです。コンロなど調理で使うガスの量は知れていて、多くみても全体の2割程度です。

それよりも給湯。洗面所で顔を洗うたびにお湯を使うとか、冬場キッチンで洗い物をするたびにお湯を使うとか、そっちを見直した方がいい。

水が冷たい時期はゴム手袋など使って洗い物すればいいですね。

 

お風呂に関しては、

・追い焚き使わない
・給湯温度(設定温度)を下げる
・節水シャワーヘッドにする

ポイントはここですね。

 

ガス代を節約するのに何か『裏技』のようなものがあるわけじゃない。

もうシンプルに、いかにガスの使用量を減らすか(給湯の量を減らすか)、ここが大事です。

 

 

単価が高い(ガス屋の見直し)

とうことで前半ここまでが、みんなに当てはまるガス代が高くなる理由と節約方法。

で、もうひとつガス料金が高くなってしまう決定的な原因がありまして、原因としてはみんな(すべてのLPガス利用者)に当てはまるのですが、

残念ながらその解決策は、一部の人にしか当てはまらない・・・。そういうものがあります。

 

さて、ガス代が高くなってしまうもう一つの理由、なんだと思いますか?

 

・高いガスを使ってる(単価が高い)

 

はい、もうこれしかないという感じですけれども。

単価の高いプロパンガスを購入している、というケースです。

 

よくガソリンを例に挙げるのですが、

こっちのガソリンスタンドはリッター価格が149円で、あっちのお店は152円だった、みたいなとき、

当然ガソリンだって1円でも安いに越したことはないんですけれども、

まあ、許容できますよね、このくらいは誤差として。

 

これをプロパンガスに置き換えると、お隣さんが単価300円で購入してるものを、

あなたは単価600円で購入している(可能性がある)ということなんですね。

単価2円とか3円の違いじゃなくて、平気で2倍くらい高いことがままあるわけです。

従量単価が『2倍』違うわけですから、もうヤバいです。

 

安いプロパンガスを購入する

ということで、高いプロパンガス代を節約するための、もうひとつの重要な方法は、おわかりのとおり、

・安いガスを使う

ということなのですが、

この方法、基本的に『戸建ての持ち家』に住んでる人しか使えません。

ここがしんどいところです。

 

一戸建てに住んでいる、持ち家だ、という方は、いまご契約されているガス屋さんを見直してみましょう。

単価が高いならそれで解決です。

ガスのことはよく分からないということでしたら、私たちプロパンガスセンターまでご連絡いただければ、

お力になりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

問題は賃貸アパートに住んでる人でして、この場合、基本どうすることもできません。

一部の人にしか当てはまらない、と申し上げたのはここなんですけれども。

アパートでも借家でもいいのですが、賃貸物件の場合、ほとんどのケースで入居者はガス会社を選べないんですね。

 

集合住宅というのは、ひとつの建物に、4世帯とか、6世帯とか、場合によってはもっと多くの世帯(家族)が生活してますよね。

そこで、「102号室の田中だけど、ガス会社変更します!」とか、通らないんですよ。

建物全体の問題になるので。

 

所有者であるオーナーの了承・同意を得たうえで、アパート全体で、というお話になるので、

集合住宅の場合、プロパンガス料金の見直しは、『ほぼ不可能』、というのが現実です。

プロパンガスは絶対やめとけ!みたいな話が出てくるのは、完璧ここが原因でして。

アパートの入居者などが、ガス代がエライ高くてもそれを使わざるを得ない、という理不尽な経験をしているためなんですね。

 

 

LPガスを都市ガス並み価格で使う

ちょっと補足ですけど、LPガスは絶対高いっていうのは間違ってまして、

プロパンガスでも、安く使えていれば、都市ガスと比べてもそこまで遜色ない価格で使用することができます。

地域によっては都市ガス価格と逆転することがあるくらいです。

 

給湯の使用量を減らして節約

ということで、そろそろこのエントリーをまとめたいところなのですが、

万人に当てはまるガス代の節約方法、10人いたら10人ともに当てはまる対策として、

・お風呂の入り方

まずは、ここを工夫してみてください。

 

シャワーじゃぶじゃぶで、すっごい贅沢にガスやお水(お湯)を使ってるくせに、ガス代が高い!とか言ってる人も、意外といます。

使いすぎの見直し、ここで半分解決です。

 

プロパンガス会社を見直して節約

もうひとつの、単価の高いガスを使っている、の方は、ほかの記事も参考にしていただきたいのですが、

ごめんなさい、アパートの方は、都市ガス物件に引っ越すとか、ガスを解約する、くらいの選択肢しかありません。ガス屋さんに価格交渉とか、ほぼ無意味です。

戸建ての方は選択権があるので、ガス会社の見直しを検討してみてください。

 

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