戸建住宅のプロパンガス

給湯専用にオート・フルオート、給湯器の種類をタイプ別に超絶詳しく紹介します

こんにちは、GASUMOです。
今回は給湯器の種類に関するエントリーです。

困っている人
このところ給湯器の調子が悪くなってきたので、そろそろ買い替え時かと思っています。そこで給湯器について少し調べてみたのですが、種類もたくさんあるし、オートとかフルオートなどグレードも色々で、よく分からなくなってしまいました。どのタイプの給湯器に交換したらよいでしょうか?

こんな疑問を解決します。

 

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給湯器を買い換えようと調べてみたものの、思っていたよりもたくさんの種類がでてきたのではないでしょうか。できることなら、費用を抑えつつご自宅にピッタリな給湯器を選びたいところです。

そこで今回の記事では、給湯器の種類やタイプについて解説します。

さらに、オートタイプとフルオートタイプの違いも詳しく説明していますので、給湯器探しに役立ててみてください。

 

 

給湯器には6種類がある!

給湯器には

  1. ガス給湯器
  2. 電気給湯器
  3. 石油給湯器
  4. ハイブリッド給湯器
  5. 暖房機能付き給湯器
  6. エコ給湯器

といった6種類があります。

給湯器の種類ごとの特徴やメリット・デメリットを理解して、ご自宅にピッタリの給湯器を選びましょう。では、それぞれ紹介しますね。

 

ガス給湯器:ガスを使ってお湯を作る

ガス給湯器は、もっとも一般的な給湯器の1つです。都市ガスやプロパンガスを燃料にして、お湯を沸かします。

ガス給湯器は、故障が少なく寿命が長いので安心して使えます。また給湯力高いので、安定したお湯の供給が可能です。

ただし運転音が大きい点がデメリット。給湯器の場所によっては、隣家や寝室に音が響く可能性があります。

ガス給湯器は本体価格や取り付け費用は安いですが、ずっと使い続けることを考えると光熱費が上がりやすい給湯器です。

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電気給湯器:貯水タンクの水を電気で温める

電気給湯器は、電気で温めた水をタンクに溜めておき、そこから供給する給湯器です。オール電化の住宅が増えたことで、人気を集めています。

設定した時間にタンク内の水を温め始め、予め溜めたお湯を使うので運転音がほぼしません。

ただし、溜めたお湯がなくなると水圧が弱くなったり水が温まるまで待ったりしなくてはいけないので注意が必要です。

 

石油給湯器:灯油を使ってお湯を温める

石油給湯器は、灯油を使ってお湯を温める給湯器です。

灯油を使うため月々の光熱費が抑えやすく、お湯の供給にもパワーがあります。

しかし、貯湯タンクが必要になりますし、灯油を燃やしたことで臭いが発生したり運転音が大きかったりするのがデメリットといえるでしょう。

 

ハイブリッド給湯器:ガスと電気の両方を使って効率的にお湯を温める

ハイブリッド給湯器は、ガスと電気の両方を使って効率的にお湯を温める給湯器です。

お湯を少しだけ沸かすときには電気を使い、お風呂で利用するときにはガスを使うなど、熱源を切り替えられます。

うまく使えば、月々の料金を一気に安くすることも可能です。またハイブリッド給湯器を利用することで、地方自治体によっては助成金の対象になるケースがありますよ。

ただし、給湯器の本体サイズが大きいので、設置する場所によっては利用できないことも。設置する前に、管理会社の確認が必要になります。

 

暖房機能付き給湯器:沸かしたお湯を床下に流して供給する

暖房機能付き給湯器は、床下にあるパイプにお湯を流して床暖房として利用できる給湯器です。

お湯を利用するだけで、室内の温度を保ちやすくなります。冬場の暖房の利用頻度が下がるので、電気代を下げることが可能です。

ただし、床下に配管を通す工事をしなくてはいけないので、初期費用が高くなるケースも。

 

エコ給湯器:従来の給湯器より熱効率が高い

エコ給湯器とは、従来の給湯器より熱効率が高い給湯器のことです。

たとえば、


といった給湯器が有名ですね。

ガス式のエコジョーズや石油式のエコフィールは、放出していた熱を予熱として使用できます。

一方エコキュートは、大気の熱を集めて熱効率を高める事が可能です。

そのため、今までよりも効率よくお湯を配給できます。

欠点としては、生活時間や部屋の広さなどによって熱効率が変化しますし、故障した際の費用が高い点です。

ここまでは、どのようにお湯を作るかの説明でしたが、続いては用途に注目した給湯器のタイプを紹介しますね。

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給湯器のタイプは3種類がメイン!

給湯器で作ったお湯は、以下のような用途とタイプに分かれて使われます。

  • 給湯専用
  • 暖房専用熱源機
  • 風呂給湯暖房用熱源機

給湯器は、利用する目的や生活スタイルに合わせて選ぶと、効率の良いものを選べますよ。それぞれ詳しく解説しますね。

 

給湯専用:お湯の供給のみ

給湯専用タイプは、お湯の供給だけをする一般的な給湯器です。

なので、

  • 浴槽
  • シャワー
  • キッチン
  • 洗面所

などへお湯を供給する役割を担っています。給湯器によっては追い焚きできるものもあり、水道代やガス代に差があります。

 

暖房専用熱源機:床暖房のみ制御する

暖房専用熱源機は、床暖房に使うお湯を作るものです。床暖房を後から付ける場合に、操作用として取り付けられます。

 

風呂給湯暖房用熱源機:お風呂や床暖房を制御する

給湯暖房用熱源機は、「給湯専用」に追い焚き機能や床暖房・浴室暖房熱源を作る機能が付いたものです。

新築を購入した時に、床暖房や浴室乾燥を付ける場合に合わせて使われます。

給湯器は、お湯を供給するだけでなくお風呂を沸かす方法もいくつかのタイプに分かれていますので、合わせて紹介しますね。

 

 

給湯器でお風呂を沸かす3つの方法

お風呂を沸かす給湯器には

  • スタンダードタイプ
  • オートタイプ
  • フルオートタイプ

に分かれます。それぞれ紹介しますね。

 

スタンダードタイプ:すべて手動で操作する

スタンダードタイプは、基本的にお湯を沸かす機能しかありません。ただ給湯器によっては、追い焚きや保温の機能が付いているケースがあります。

すべての動作を手動で行う必要があります。

 

オートタイプ:一部の機能を自動で行う

オートタイプは、一部の機能を自動で行うことが可能です。

たとえば、お湯張りや追い焚き、保温などの操作をボタン一つでできます。なので、お風呂の状態に合わせてつつ、自分好みにお湯を溜められますよ。

お風呂に入る時間が決まっているご家庭であれば、光熱費を下げやすいのでおすすめです。

 

フルオートタイプ:すべての機能を自動で行う

フルオートタイプは、設定した温度や水量などをすべて自動で行えます。

フルオートタイプには水位センサーが付いており、水量が減ったり温度が下がったりすると規定の状態に自動で近づけることができるのです!

とくに、家族が多かったりお風呂に入るタイミングが合わないご家庭には最適ですよ。

また商品によっては、自動洗浄機能も付いているので、忙しいときでもきれいなお風呂に入れるのは嬉しいですね!

 

 

給湯器はご自宅に合ったものを選ぶと節約可能!

今回の記事では、給湯器の種類やタイプについてご紹介しました。

給湯器を選ぶ際は、設置スペースに余裕があるならハイブリッド給湯器を選んだり、オール電化なら電気給湯器を選んだりすると光熱費を抑えやすくなります。

また毎日お風呂のお湯を溜めるご家庭であれば、フルオートタイプのものを選ぶと家事の負担が減るので助かりますね。

買い替える費用を抑えつつ満足のいく商品を選ぶためにも、まずはご自宅に必要な機能を洗い出して最適な給湯器を探してみましょう。

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