プロパンガスの料金について

プロパンガス料金の値上げ通知が来たけど拒否できる?

こんにちは、GASUMOです。

今回は「プロパンガスの料金値上げ」についてのエントリーです。

 

悩んでいる人
先日、いま契約しているプロパンガス会社から、料金値上げの通知が届きました。原油価格の上昇などが値上げの事由と書かれていましたが、どうしたらいいでしょうか? できれば拒否したいのですが、そんなことは可能でしょうか?

 

こんな疑問を解決します。

 

プロパンガス会社から料金値上げの通知が届く

あなたのお宅にも料金値上の通知が届いていると思いますが、参考までに、プロパンガス会社がどのような文書を作っているか、いくつか事例をご紹介しましょう。

いずれも、普通にネットで検索したら見つかる情報ですので、それぞれのガス会社に対して、特別な思いや意図があるわけではないというのを付け加えておきますが、値上げの理由や、金額はともかく、だれでも見られるように、web上に情報を公開しているという点においては、事業者の誠実さを感じます。

 

値上げ文書の事例


サーンガス共和株式会社

 


JAクミアイプロパン

 


マルヰ産業

 


比謝川ガス

 


えびの市農業協同組合

 


太洋石油

 


イワタニ島根

 


セリタ

 

 

プロパンガス料金値上げの理由

このように、事例をいくつか見てもらえれば分かると思いますが、値上げ事由のほとんどは「LPガス輸入価格高騰により」というものです。

原油価格が上昇している、円安になっている、タンカーの船舶燃料が高くなっている等々、理由はいろいろありますが、最終的にたどり着くのは「原料の仕入れ価格が高騰しているから値上げさせてね」というものです。逆に言うと、

 

この理由しかないよね。

 

という感じでもあるのですが、各社とも、事情、思惑はそれぞれでしょうが、消費者が納得してくれそうな理由は、このくらいしか思い当たりません。

間違っても、「今期は売上を上げたいので、ガスの使用量が増える秋口から、料金を値上げさせていただきます!」とは言えないですよね。

それでは契約者は納得してくれませんから。

 

 

ガス料金のどの部分が値上げされるのか?

つぎに、ガス会社が料金を値上げします、というとき、ガス代のいったいどの部分が値上げされるのか、というのを見てみましょう。

ガス料金の式は、下記のようになっています。

ガス料金 = 基本料金 + 従量料金

すごくシンプルな式です。

 

で、使った量だけかかる従量料金は、

従量料金 = 従量単価 × 使用量

と表せるので、いったん消費税を脇に置いておくと、ガス料金は、

 

ガス料金 = 基本料金従量単価 × 使用量

ということになります。

 

ガス料金が値上げされるときは、基本料金、従量単価、ここが値上げされます。

 

基本料金

基本料金というのは、ガスを使っても使わなくても、かりに使用量がゼロだったとしても、契約しているだけで毎月かかってくる費用です。

基本料金が1500円だったところを、来月から300円値上げして、1800円にさせてください、というようなケースがあります。

 

従量単価

ガス料金で値上げされる大半はここ、従量単価。プロパンガス1m3あたりの価格ですね。

従量単価が20円とか30円、値上げになるケースが多いです。

すると仮にですが、30円の値上げになったとして、月20m3のプロパンガスを使うとすると、ガス代が600円高くなった、ということになります。

 

数十円の値上げもバカにならない

プロパンガスを毎月20m3使っていたとして、単価が30円値上げされれば、20立方メートル × 30円で、従量料金は600円高くなる計算です。

基本料金が1500円から1800円になったとしたら、300円の値上げ。

 

基本料金と従量料金の値上げ分を合わせると、600円 + 300円 = 900円 ということになります。

月々900円の値上げ。

単純計算で年間分に換算すると、900円 × 12 = 10,800円 です。

 

たかだか単価20~30円程度の値上げかも知れませんが、積もり積もると結構バカにならない額の差が生じてきます。

 

 

プロパンガス会社が料金を値上げすることに関する見解

ガス屋さんが料金値上げをすることについて、どう考えているか。

極論を言うならば「別にいいと思う」そう考えています。

 

ガス会社都合の不当な料金値上げは許さない!というような表現をするときもありますが、ガス屋さんは価格変動のあるプロパンガスという商品を扱っていて、いくらで販売しようとガス会社の自由なんだから、一面では、べつに構わないんじゃないの、と思います。

自由に商売してるわけですから。

 

ただ、自社の都合だけで料金の値上げを繰り返していれば、いずれは利用者にバレます。

遅かれ早かれ悟られます。なんかおかしいなって。なんで値上げばっかりなの、値下げしたことないよねって。

そうなったとき、自然に消費者は離れていくことでしょう。そこも自由な経済活動だと思います。

 

 

プロパンガス料金の値上げ通知を拒否できるか?

ここが、このエントリーのキモの部分になりますが、ガス会社から料金値上げの通知が来たとき、わたしたちはそれを「拒否」できるのか、そこを見ていきます。

 

アパート・賃貸住宅の場合

  • 拒否できない

アパートなどの賃貸住宅にお住いの場合、プロパンガス会社から料金値上げの通知が届いたとしても、あなたはそれを拒否することができません。

拒否するもなにも、そもそもアパートの入居者にガス会社を選択する権利はありません。

 

ガス屋さんから値上げの文書が来たとしたら、それはただの連絡にすぎません。

あなたに確認や了承を求めているわけでもありません。来月から、単価を○○円にしますよ、ただそう伝えていただけ。

 

賃貸アパートで暮らしている以上、あなたはそのガス屋さんを利用するほかなく、そのガス屋さんの言い値でガスを購入するしかありません。

本当に我慢できないくらいガス代が高いということであれば、プロパンガスの契約自体を解約するか、もしくは別の物件に引っ越す、という選択肢を選ぶことになります。

 

戸建持ち家の場合

  • 拒否できる

持ち家の一戸だで住宅にお住まいであれば、プロパンガス会社から届いた料金値上げの通知を拒否することができます。

拒否というよりは、値上げに納得できないので、お宅を使うのをやめます、別のプロパンガス会社に変更します、そう言える、ということです。

 

ガス会社が料金を値上げすることについて、極論するなら、別に構わないとおもう、と先述しましたが、

ガス屋さんが自由に値段をつけて販売していい商品なのですから、利用者だって原則、自分が契約するガス屋さんを自由に選んでいいわけです。

 

一戸建ての家主であるあたなにはその権限があります。

値上げに納得いかないのであれば、べつの業者に切り替えればいいだけです。

 

 

まとめ

ということでここまで、プロパンガス会社から料金値上げの通知が届いたけれど、どうしたらいいの? それって拒否できるの? ということについて見てきました。

たとえ従量単価にして数十円の値上げであっても、使用量が多ければ意外とバカにならない金額になってきますし、それが長い期間続くとなると、じわじわとボディーブローのように家計にも影響してくるでしょう。

 

加えてもうひとつ言えるのは、料金が値上げされることはよくあるけど、なぜか値下げされるケースは少ないということ。

輸入される原油価格は変動しています。変動しているということは波のように、高いときもあれば、安いときもあるということです。

高いときに値上げするのであれば、安くなったら値下げしてほしいところですが、どうもそうなってない。販売価格の変動が、値上がりの一方通行になりがちだという事実があります。

 

とはいってもです、私たちは自由な経済活動をしているわけで、ガス屋さんも商売をしているわけで、LPガスという自由料金の商品を、だれにいくらで売ろうと、いつ、いくらの値上げをしようと、それはガス会社の自由です。

ですから、料金値上げの通知を受け取ったうえで、どうするか、判断すればいい。

 

アパートなどの賃貸の場合は、残念ながらガス料金に関しては「選択権なし」です。

ああそうですか、ということで値上げを受け入れて、業者の言い値で買うしかない、もし嫌ならプロパンガス自体を解約するか、べつの物件(可能なら都市ガス物件)に引っ越すしかない。

 

戸建の場合は拒否できます。拒否というか、値上げに納得いかないのであれば、納得できる別のガス会社に変更すればいいだけです。

ガス屋さんは自分たちの好きなように値段を決めて販売するのですから、あなたも自分が購入するガス会社を自由に選ぶ。とても自然なことですね。

 

アパートか、一戸建てか、住まいの居住形態によって、取りうる選択肢は異なります。

ぜひ状況に合わせて、ベストな選択をしてください。

 

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