プロパンガスの料金について

ガス代が異常に高い!そんなにプロパンガス使ってないのに。

使ってないのにプロパンガスが異常に高い

こんにちは、GASUMOです。

今回はガス料金に関するエントリーです。そこまで使ってないはずなのに、ガス代が高い、それも異常に高い、何かおかしいのでは? という方に向けた記事になります。

 

悩んでいる人
うちではお風呂の給湯や、キッチンで調理するのにプロパンガスを使っています。自分ではそんなにガスを使っているつもりはないのですが、毎月のガス代が異常に高いです。どんな原因が考えられるでしょうか。

こんな疑問を解決します。

 

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ちなみに、あくまでも自分ではあまりガスを使ってる感覚がないのに、請求されるガス代がすごく高い、ということなので、ほんとにまったく使ってない、完全に使用量ゼロなのに請求書が届いた、とかいうのは、また別のお話になります。

プロパンガスを使用しているけれども、無駄遣いしているわけでもなく、どちらかといえば節約を心掛けているつもりなのに、毎月のガス代が異常に高い、というケースですね。

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ガス代は「従量単価」と「使用量」で決まる


では早速、ガス代が高い原因を探っていきましょう。

とはいっても、ガス料金って、そんなに難しい計算をしているわけではないですから、必然的に要因は絞られます。

一応、ガス代の計算式を確認しておきましょう。

 

ガス代 = { 基本料金 + ( 従量単価 × 使用量 )} × 消費税

 

すごくシンプルな式ですよね。

で、とりあえず、基本料金と消費税はいったん脇において見てみると、ガス代を構成する要素って、「従量単価 × 使用量」、もうこれしかないわけです。

単価いくらのガスを、どれだけ使ったのか。

 

従量単価っていうのは、プロパンガスの単位量あたりの価格 のことです。単位量というのは1m3、1立方メートル(リッポウメートル)とか、1立米(リュウベイ)とかいいますが、この単位量当たりの値段が、従量単価です。

ガソリン1リッターあたり、150円というのと同じです。

で、もうひとつの使用量は、そのまま「使った量」ですね。プロパンガスを何立方メートル使ったのか、ということです。

 

使ってないのにガス代が高いなら、つまり従量単価が高いということ

で、最初に戻りたいのですが、自分ではそこまでプロパンガスを使っている意識はないし、というか、どちらかというと節約を心掛けているくらいなのに、ガス代が高い、それも異常と思えるくらい高い。

ということになると、考えられる原因は、ひとつに絞られます。

 

・従量単価が高い

です。

 

あなたが購入しているガスの「単価」が高いのです。
それも、なにかおかしい、異常だ、と感じるくらいに。

あまり使っていないのにガス料金がすごく高いのだとしたら、原因はこれ以外に考えられません。

すぐに購入単価を調べるべきです。
料金診断 をしてもいいでしょう。

 

ココがポイント

まずは「従量単価」と「使用量」を調べる。
そんなに使っていないのにガス料金が高いとしたら、原因は、購入しているガスの「単価が高い」以外に考えられない。

 

 

ガス代が高いと感じるようになったタイミングはいつ?

もうひとつ、別の角度から見てみると、ちょっと違った見方ができるのですが、それは、ガス代が異常に高いと感じるようになった「タイミング」です。

あなたはいつから、ガス代が高いと感じるようになったのでしょうか? 今のお住まいには、ながく住んでいるのでしょうか? このあたりがポイントになります。

 

引っ越したばかり


じつは、最近引っ越したばかりだったりしませんか。引っ越したということは、別の土地から移住してきたわけで、当然、いま契約しているガス屋さんは以前のところとは異なるはずです。

新しい土地で新生活をスタートさせた。プロパンガスも近所の燃料店を利用することになった。するとガス代が異常に高い。

となると、原因はここです。

 

新しく契約したプロパンガス会社の販売価格(単価)が高い

 

今までと同じような生活スタイルを送っていて、ガス会社が変わったことでガス代が高くなったのであれば、原因はそこにある可能性が高いですね。

確認すること

ガス会社を変更したばかりではないか?
引越しをして住む家、生活するエリアが変わったということは、当然契約するガス会社も変わったはず。ガス会社を変更したらガス代が急に高くなったということは、そのガス会社の料金が高いということ。

 

値上げの通知が来ていた

いまの家にはもう10年以上住んでいる。生活スタイルもそんなに変わってないけれど、そういえば、値上げの通知が来ていたような気がする。ということはないですか。

検針票に小さく記載されているだけだったので、値上げされたことを見逃してしまったのかもしれません。

 

ともかく、住んでいる場所も同じ、契約しているプロパンガス会社も同じ、生活スタイルも同じ、という状況にもかかわらず、ガス代が高いと感じるようになったということは、料金を値上げされている可能性が高い ですね。

 

疑わしい場合は、いま契約しているガス会社に電話して、直接確認してみるといいでしょう。

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確認すること

料金値上げを繰り返されていないか?
5年、10年と長い間、おなじガス会社を利用しているお宅によくあるケース。これまでの契約期間中にガス会社から料金値上げの通つが届いたことはないだろうか?なんどか値上げが繰り返され、ガス料金が高止まりしている可能性がある。

 

季節が変わった


もうひとつの要因は、季節の移り変わりです。

気温の変化といってもいいですが、冬になって、つまり12月とか1月とかになって、急にガス代が高くなったと感じたということはないでしょうか。

もしそうだったのであれば、この場合の要因は単価ではなく「使用量」です。

 

季節が変わって寒くなってきますと、当然、水の温度も下がります。

蛇口をひねった時に出る水の温度が、夏場は25℃くらいだったのに、それが冬になったら10℃とか、あるいはもっと下がるかもしれない。水道管が凍結することもありますしね。

 

ここでちょっとイメージしていただきたいのですが、同じ40℃のお湯を作るのに、10℃からスタートするのと、25℃からのスタート、どっちがたくさんガスを使うとおもいますか?

どう考えても10℃の方がたくさんの熱量を必要としますよね。それだけガスをいっぱい使わないとお湯を沸かせないわけです。

ですから、冬になったら急にガス代が高くなったという場合は、単純に使用量が増えた可能性が高いです。

確認すること

寒くなって使用量が急激に増えていないか?
引越もしていないし、値上げの連絡もない、けれどもガス代が急に高くなったのであれば、季節の変わり目の可能性が高い。同じ温度のお湯を沸かすのにも、夏と冬とではガスの使用量が全然異なる。検針票で使用量の変化を確認する。

 

ガスを使ってないのに請求された


あと補足として、先月はガスを使っていないはずなのに請求書が届いた、というようなケースを見てみましょう。

1回も使ってないはずなのにガス代を請求されたら、なんでよ? となると思いますが、このパターンで多いのは「基本料金を見逃している」というケースです。

 

ガス代 = { 基本料金 + ( 従量単価 × 使用量 )} × 消費税

上のガス代の計算式、右辺の一番左にあるものですね。

 

この基本料金というのは、使用量にかかわらず、ガスを使っても使わなくても、必ずかかる料金です。たとえ使用量がゼロだとしても、基本料金は請求されます。

ここを見逃してしまっているかも知れません。

 

ですから例えば、しばらくの間ガスを使わないとか、数か月のあいだ家を留守にするといったとき、基本料金を払いたくないのであれば、いったんガスを閉栓してもらう必要があります。

開栓閉栓には手数料がかかることもあるので、そのあたりは契約しているガス屋さんに確認してみてください。

確認すること

使わなくても基本料金がかかるのを忘れていないか?
ガスを全く使っていなかったとしても、ガス会社と契約し、開栓した状態であれば、毎月基本料金が発生する。1年のうち、ほんの一時期しかガスを使わない。別荘地などで長期間不在にする。などの場合は、いったんガスを閉栓することも検討する。

 

 

ガス代が異常に高いのは、単価が高いか、使い過ぎ

というわけで、プロパンガス、そんなに使ってないのに、なんかガス代が異常に高いんだけど。という状況について、見てきました。

ガス料金を構成する要素はシンプルです。

「従量単価 × 使用量」、単価が高いか、使いすぎか、言ってしまえばここだけ。

 

ガス漏れみたいな異常事態を除いて、そういくつも要因があるわけではありません。

ガス代が高いと感じるようになった時期など、タイミングも併せて、原因を探ってみてください。

ココがポイント

ガス代が高い原因は「単価が高い」か「使いすぎ」
ガス料金の構成はとてもシンプルなので、ガス代を節約したいのであれば、なるべく単価の安いガスを購入し、なるべくガスの使用量を減らすように工夫する。

 

使いすぎでガス代が高いということであれば、それはガスの使い方、生活のスタイルを見直す必要があります。

とりわけ、お風呂の入り方を工夫すると、ガス代が劇的に改善することがあるので、試してみてください。ポイントは、シャワーを使い過ぎない、追い炊きを使わない、です。

 

もし、購入単価が高いためにプロパンガスの料金が高くなっているのだとしたら、ガス会社の見直しが有効です。

というか、高いガスを使っているのだとしたら、一日も早く、安いガス屋さんに変更するべきでしょう。

関連サイト近くのプロパンガス会社を探すなら「まちがす」

 

でも、近所にどんなガス屋さんがあるかも分からないし・・・という方は、私たちプロパンガスセンターまでご連絡ください。地域最安料金のプロパンガス会社をご案内します。

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