こんにちは、GASUMOです。
今回はプロパンガスの料金に関するエントリー、毎月のガス代がなんだか高いな、そう感じてる方向けの記事です。

こんな疑問を解決します。
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プロパンガスの料金が高い原因と対策を分かりやすく解説します!今日からできる効果的なガス代の節約方法も教えます。
目次
ふたり暮らしで毎月のガス代が1万円。これって高い?安い?
毎月の ガス代が高くてお困りの方 はたくさんいるのですが、よくあるのが「ガス代が月1万円超えるんですけど、これって高いですか?」といった質問です。
ボッタクリだと感じている方も中にはいらっしゃるようですが、ひとり暮らしのプロパンガス料金はなぜ高いのか? のエントリーでも書きましたが、請求金額だけみて「高いですよね?」といわれても、正直これだけじゃよく分からないんですね。
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がっ、ガス代が高い…。一人暮らしのプロパンガス料金が高い原因とは?
ひと月の請求額の合計が1万円を超えていた。それだけを見て「高い」「安い」という判断はできないのです。だって、あなたが「どのくらいガスを使ったのか」分からないわけですから。
関連ページ:ガス代が高い原因と対策について
関連ページ:ガスモの知恵袋!これが田舎のプロパンガス代が高いわけ
プロパンガスは公共料金ではありません
こういう疑問、質問が出る背景には、やはり「プロパンガスは自由料金の商品」だということを認識していない方が多い、という現実があります。
ガスってライフラインですからね。毎日使いますし、生活に欠かせないものです。なので「ガス」といったらひとくくりで「公共料金」のような感覚でいるお宅、ご家庭が多いのでしょう。非常に公共性の高い商品ですから、わからなくもありません。
でも、こちらのエントリーでも書きましたが、プロパンガスは自由料金なんですね。ガス屋さんが自由に販売価格を決めてるんです。いくらで売ってもいい。好きな価格で販売していい。
だから当然、安いガス屋さん もあれば、高いガス屋さんもあります。
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プロパンガスは自由料金!だから販売価格はガス会社が自由に決めてます
「単価」がわかれば料金の判断ができます
じゃあ、ガス代が高いのか、安いのか、どうやったら判断できるかというと、
「夫婦2人で、ひと月のガス代が1万円を超えるのですが、これって高いですか?」という質問を、もう一段進歩させる必要があります。
「夫婦2人で、ひと月のガス代が1万円を超えます。使用量は12m³です。これって高いですか?」
これならば判断可能です。毎月ガスをどのくらい使っているのか? 使用量がわかるので、単価を概算することができます。
プロパンガスの単価計算については、こちらのエントリーを参考にしてください。
簡単に計算できるので、検針票を見ながら一度いま使っているガスの単価がいくらなのか? 調べてみることをおすすめします。
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600円は高い? プロパンガス料金の仕組み、単価を計算してみよう!
2つの条件でガス単価を比較してみる
さて、基本料金も請求金額もおなじ、異なるのは「使用量」だけ、という2つの条件で、プロパンガスの従量単価を計算して、比べてみましょう。
ちなみに、ガス料金の計算式は下記のとおりです。
ガス代 = { 基本料金 + ( 従量単価 × 使用量 )} × 消費税
どういう計算をしてるか、詳細については、プロパンガス料金の計算方法 を参照してもらうとわかりますが、
【条件1】
使用量:12m³
基本料金:1,800円
ガス料金が10,000円で、基本料金は1,800円、12m3のガスを使った。仮にこういう条件だったとして概算してみると、単価が 約620円 に設定されていることがわかるので、「高い」と判断できますし、
【条件2】
使用量:22m³
基本料金:1,800円
ガス料金は同じ10,000円、基本料金も同じ1,800円だけど、使用量のところだけ違って、22m3のガスを使った。このような条件だったとすると、単価は 約340円 なので、比較的良心的な価格ですね、となります。
単価を計算するのが面倒な方は、無料でできるプロパンガスの料金診断をご利用ください。
あなたがお使いになっているLPガスの単価がいくらなのか? そしてそれは「高い」のか、「安い」のか、今すぐわかります。(※一戸建て向けに計算式がチューニングされています。)
関連ページ:プロパンガスの料金診断でガス代を比較する
「プロパンガス=ぼったくり」ではありません
ウィキペディアを見ると、「ぼったくりとは、店側の客への不正行為で、商品やサービスを相場を大幅に上回る価格で提供し、客を欺くことを指す。」と書かれています。
正直あまりいい言葉じゃないわけですが、プロパンガスやガス会社に対して「ぼったくり」と感じている消費者は少なからずいます。それは事実として、ガス代が異常に高い と感じるような、高い価格でガスを販売している事業者が存在しているからでしょう。
関連ページ:プロパンガスはやめとけ?メリット・デメリットを解説します
上記の例では単価が620円とでましたが、アパートなどの賃貸住宅では、比較的よくある価格ともいえます。ただし、同じガスを単価300円で利用できている人がいるわけで、そういう事実を知ると、ボッタクリと感じてしまうのも無理はないでしょう。
おなじ商品、おなじプロパンガスを使っているはずなのに、安く利用できているお宅の、2倍の料金を支払っているわけですから。
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ただもちろん、すべてのガス会社がぼったくりをしているわけではありませんし、プロパンガスといったら全部が全部高い、というわけでもありません。
良心的な価格でサービスを提供しているガス会社もあるわけで、消費者としては、そういう「いいガス屋さん」をどう見つけるか? というのが大事になってきます。
関連ページ:一人暮らしのプロパンガス節約方法
関連ページ:プロパンガスの適正価格、教えます。
賃貸アパートのプロパンガス料金は、どうして高いのか?
この記事はおもに「2人暮らしの方」を対象にしたエントリーなので、そうすると、ご覧になっている方の多くはおそらく「アパート暮らし」なのかも知れませんね。
アパートなどの集合住宅に住んでいると、ガス代のことで嫌な思いをすることが少なくないんです。すごく高くて困ってるとか、プロパンガス会社に料金の値下げ交渉 してみたけど、全然相手にされなかったとか。
もはや「プロパンガスのアパートあるある」といってもいいくらいですが、賃貸住宅のガス代がどうして高くなってしまうのか? 詳しい理由が知りたい方は、こちらのエントリーを読んでみてください。
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一人暮らし必見!賃貸アパートのプロパンガス料金が高い理由
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ひとことで言うと、アパートの入居者は プロパンガス会社を乗り換えられない、ガス屋さんから見れば切り替えられる心配がない、というのが大きな要因です。これはプロパンガス物件の明らかなデメリットと言えます。
戸建住宅なら安いガス会社を選べる
ただ、プロパンガス=高いとか、プロパンガス会社 は全部ぼったくりだとか、そういう偏見はもってほしくないんです。
たしかにプロパンガスの料金が高くなってしまうケースは多々あるのですが、ある条件の時にそうなってしまうだけであって、プロパンガスだからといって必ずしもガス代が高くなるのかといえば、そうではないんですね。
その条件のひとつが「集合住宅」であることは確かなので、アパートの入居者が「ぼったくり」だと感じることはあるかも知れませんが、
逆にいうともしあなたが、戸建住宅で2人暮らしされているというのであれば、ストレスのない価格でプロパンガスを使うことは十分可能なんです。
都市ガスと比べても、そこまで引けを取らない価格、そこまで遜色のない料金です。
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もし 一戸建て にお住まいで、高いプロパンガス料金でお困りの方は、プロパンガスセンターまでご相談ください。
ガス代を節約する 一番の近道は、単価の安いプロパンガス会社を選んで契約すること、お風呂で節約とか、時短レシピでガス代節約とかはそのあとです。
はっきりとは分からないけど何となく料金が高いような気がする、ということでも大丈夫です。ほか、サービスや対応に不満がある。古くなってきた、寿命が近くなってきたので、新しい給湯器に交換したい。 など、お気軽にご連絡ください。
基本料金1500円、従量単価280円~、安くて信頼できる プロパンガス会社に変更 できます。